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人長 勉(ひとおさ つとむ)「現代の名工」

「モノ作り」少年の最精鋭。「現代の名工」の受賞 太洋堂業務部 人長 勉
結局「モノ作り」が原点です。

太洋堂に入社したのは昭和44年ですから、今から32年前になります。実は当社以外にも某銀行に採用内定していたのですが、モノ作りへの思い断ち難く、太洋堂を選びました。結局僕は幼い頃から「モノ作り」が好きだったんです。小学生の頃は絵を書くのが好きで、賞をいただいたり、新聞にも掲載されたりしたんですよ。いや、そういう結果にこだわりがあったわけではなく、モノを作っているときの高揚した気持ちや達成感、作る過程と工夫をしなければいけないプロセスが大好きでした。もちろん今でもそれは変わりませんし、僕の一番こだわりたいところでもあるんです。その「モノ作り」ができる環境が太洋堂にはありました。

「Next One」は理論武装するためのキーワード。

座右の銘ではないですが、僕のキーワードは「Next One」です。出所はチャップリンなんですけどね(笑)。太洋堂に入社して間もなく、6ヶ月間他社に出向した経験があるのですが、出向先のハード環境は太洋堂にはまったくない先進的なものが揃っていました。そこで何を学んだかというとズバリ「理論武装」なんです。つまり、当時の太洋堂の等身大環境で、最新設備が生み出すものと同じスペックの製品を作るにはどうすればいいか、という試行錯誤と独自の方法論ですね。それを実際に組み立てることができたわけです。結果として太洋堂は軽印刷から商業印刷へ、と未来に向けて大きな道が開けましたし、長年頼りにしていただくお客さまが生まれることになったのかも知れません。

人生の転機は2ヤマ

太洋堂に勤めている長い時間の中で、僕には2回、転機がありました。1つは仕事上のこと。昭和50年前後だったかな、自動フィルム現像機が導入された時です。それまでは6年間毎日毎日暗室の中で現像液に手を突っ込んで製版フィルムを作っていたでしょう?手は真黄色になるし、真冬のフィルムの手洗いは特に大変でした。また、暗いところにいたせいかな、今もこんなに色白で(笑)。それから開放された時は高笑いしたい気分でしたよね。今の若い世代の社員はフルデジタルになってからの工程しか知らない人も多いですから、実際に私がやっていた工程を見せると目が点になるかも知れないですね。でも、実は原理はまったく手作業の時と変わってはいないんですよね。単純に手作業に分解して実際にやっていたということです。今から考えるとよくやってたな、とも思いますが(笑)。

2つ目は私自身のことですが、今から13年前、41.5度の高熱で死にかけたことがあるんです。自宅で口から泡をふいて倒れて、自分では意識が戻るまでの経緯はまったく記憶がないんですが、たまたま長男が倒れている私を発見して、家族が救急車を呼んでくれたようです。意識が戻る瞬間は今でもよく覚えていますが、運良く命が助かったおかげでその後もいい仕事が続けられました。家族の大切さはもちろんですが、人間というものは本当に幸運に恵まれることもある、と学んだ気がします。

親バカといわれても誇りに思う。

さて、家族の話が出たついでにお話します。僕には19歳の双子を頭に4人の子供がいます。上の2人は僕が太洋堂で働き出した年齢と丁度同じくらいですが、やはり私に似ているところがあるようです(笑)。長男は先ほどお話した、僕が死にかけた時の救急隊の印象をずっと持っていたのか、救急救命士を目指しています。長女は中学校から柔道をやっていて、全日本近くまでなっていたのですが、今すっぱり方向転換して、美容師を目指しています。職人気質、というにはちょっと気恥ずかしい気もしますが、専門的な技術やノウハウにこだわり、それを掘り下げることの楽しさを知ってくれたのは僕の影響かもしれません。下2人もきっと同じような道を選ぶことになると思いますね。親バカといわれるかもしれませんが、彼ら自身が選んだ道を本当に誇らしく感じています。もちろん、間接的に僕の仕事を見ていてくれたのだな、といううれしさも。今回の「名工」の受賞で多少オヤジを見直したみたいでちょっとうれしいのですが(笑)。

周囲の方からいただいた「名工」認定です。

今回の「現代の名工」の受賞については、正直本当にもったいないという気がしています。何故なら、もともと「モノ作り」が好きで、自分の本質と太洋堂での仕事が一致しただけのことかも知れませんしね。いえ、逆ですね。太洋堂が私に最良の道を与えてくださったのでしょう。そういう意味では、あの18歳の頃、瀧社長(現:太洋堂代表取締役)にお声をかけていただいたことが私にとってかけがえのない財産となりましたね。実は今だから言えますが(笑)お客様にお見せできない品質のものは、例えばフィルムでも、全てボツにして捨てていました。ルーペでチェックして、少しでも版に問題があれば、もう一度やり直す。そういう僕の品質に対するプライドを周囲の方々、つまり太洋堂という会社、同じ職場で働くメンバー、そしてお客様方が認めていただき、支持していただいた結果が今回の受賞なのだと思っています。 でもこれはあくまでも1つの過程であって、「名工」にアグラをかくつもりは毛頭ありませんよ。まだまだ僕の「モノ作り」は続きます。

2001年受賞時インタビュー

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